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「原田泰治 絵本の世界 大型かみしばい上演」を行いました。

現在開催中の開館25周年記念特別企画展[原田泰治の世界 一本の道 ふるさとから世界へ]では原田氏の半世紀にわたる画業を振り返る展示を行っております。

その中で忘れてはならないのが絵本の仕事。
原田氏はふるさとへの想いを詰め込んだ絵本を3冊制作しています。
企画展「一本の道」では原田泰治絵本の世界の中から、記念すべき第1作目の絵本「やまのおみやげ」の原画を全てご覧いただくことが出来ます。
本日は「やまのおみやげ」の原画に囲まれた展示室の中で、3冊の絵本の大型紙芝居を学芸員の解説と併せ上演いたしました。
原田氏の幼少期の実体験を元に描かれた「とうちゃんのトンネル」から始まり、
名誉館長さだまさし氏との出会いのきっかけともなった絵本「さだおばさん」では、木曽の美しい森林鉄道を舞台に行商のおばさんと村の人々との心温まる物語をお楽しみ頂きました。
最後に現在展示中の「やまのおみやげ」。
こちらは原田氏がお子さんの誕生を記念して作られた初めての絵本です。
当初学研ワールド絵本として、原田氏が描いた絵に作詞家・童話作家の 関根栄一氏が文をつけるという内容でしたが、1982年新たに自身で文章も書き下ろし創作絵本として出版いたしました。
今回は関根栄一さんの詩的な文章の世界を原画に併せて朗読した後に、原田氏の文章を大型紙芝居でお楽しみを頂きました。

「原田泰治の絵本の世界」ぜひみなさまも絵本を手にして楽しんでいただけたら幸いです。

また、本日上演してくださいました読み聞かせボランティアの皆さま、素敵な読み聞かせをありがとうございました。

原田泰治公式ウェブサイト

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