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宮崎学先生によるギャラリートーク&サイン会を開催しました。

「自然界の報道写真家」として活動されている宮崎学先生によるギャラリートーク&サイン会を9月18日(日)に開催いたしました。
ギャラリートークでは今までの代表書籍をご持参いただき、その時の撮影秘話を教えていただいたり、現在開催中の展覧会「アニマル黙示録ー自然界からのメッセージ」の作品1点1点にも詳しく解説をしてくださいました。

中でも印象的だったのが「死」という書籍について
野生動物が死んで土に還るまでを撮影したものです。
この撮影を通して氏が発見したことが、「死んで土に還るまでの期間とそれぞれの動物の妊娠期間が同じ」という事。
大きな動物は妊娠期間も長く、死骸が動物の餌となり、細かく分解され虫たちやバクテリアによって土に還って大地の栄養となるまでにも同じ期間が必要となります。
なんとも生命の不思議を感じます。
誕生の数だけ死があり、死ぬことで他の動物の命をつないでいく。
お話を聞いていて、この自然のサイクルを人は忘れてしまったかのように生きているような気がしました。

また、今年の6月から北海道にてヒグマの撮影をされているという事で、
カメラには300㎏を超えるようなヒグマや、エゾシカを捕まえようとする迫力ある映像が撮影できたと
現在進行形の撮影のお話も伺うことも出来ました。

ギャラリートークの後はサイン会を開催。
記念撮影にも快くご対応いただき、ご参加いただいた方も喜んでいらっしゃいました♪
今回は午前、午後2回の開催にもかかわらず、宮崎先生には最後まで一人一人丁寧にご対応頂き、本当にありがとうございました。

宮崎学写真展「アニマル黙示録ー自然界からのメッセージ」は2022年12月4日(日)まで開催いたします。
こちらは動物たちの視点から見た自然界の姿に迫るシリーズとなっております。ぜひこの機会にご覧いただければ幸いです。

詳細はこちら→宮崎学写真展「アニマル黙示録ー自然界からのメッセージ」

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