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12.202019
高島小学校で対話型鑑賞の授業を行いました。
12月19日(木)、20日(金)は高島小学校で対話型鑑賞の授業を行いました。
『対話型鑑賞』とは、学芸員から作品についての解説を聞く、という形式ではなく、ファシリテーターと呼ばれる進行役とともに、鑑賞者全員で作品への感想や印象をお話ししながら鑑賞を深めていく方法のことです。
作品を十分に観察して、それを言葉にし、「私」が「作品」に対してどう感じるのかをオープンにしながら相手の意見にも耳を傾けていくことで、解釈を広げていきます。
子どもたちの伝える力と聞く力、豊かな感受性をはぐくむ対話型鑑賞は、近年、美術館や学校教育の現場で取り入れられています。
今回の対話型鑑賞では1年生から6年生まで、すべての学年の児童さんが参加。
グループに分かれて、まずは黙ってじっくり鑑賞し、それから思ったことや感じたことを自由に発言していきます。
最初はじっくり鑑賞
原田泰治さんの絵を見ながら、「どうして人物に目や鼻が描かれていないのかな?」「絵の中の人物は、何をしゃべっているんだろう?」など、絵を見ながら自分が思ったこと・感じたことを自由に発言していきます。
次から次と発言が出てくる
学年やグループによって、鑑賞の態度も個性が出ます。同じ絵を見ていても、感じることや考えることは人それぞれ。
色んな見方があるということを感じていただけたらと思います。
高島小学校の皆さん、ありがとうございました。