カテゴリ【2010年6月】の記事一覧
城南小学校の2年1組の生徒さんが美術館に見学にきました。みんなとても熱心に話しを聞いたり、絵を鑑賞していました。やはり原田泰治先生の描く人々の顔に、目鼻口がないことが気になるようです。「何で顔がのっぺらぼうなんですか?」という質問に、他の子が「見る人が想像するんだよ。」と教えてあげていました。こうやって絵を通してみんなで話しあえるのもいいですね。その後も沢山質問が出て、あらためて子供たちがいろいろな目線を持っている事に気付かされました。こちらも子供たちと話していると、また違った新鮮な目で作品を見ることができます。
作品鑑賞の後は、原田先生が美術館前から描いた風景のぬりえに挑戦!
美術館近くにある城南小学校の生徒にとって、普段見慣れた風景です。ぬりえでも「原田泰治の世界」が細かく表現されています。原田先生の絵を見て触発されたのでしょうか、虫の目になって葉っぱ一枚一枚丁寧に塗っている子が大勢いました。また特に面白かったのが、子供たちが顔をかいている事です。顔って描きたくなってしまいますよね。それぞれの表情があってとても興味深いものがあります。

(2010年6月12日)
本日平成22年度第1回ボランティア研修会が行われました。
この研修会に合わせて広くボランティアを募集し、沢山の方が参加して下さいました!
今回の研修会は22年度の1回目ということで原田泰治先生をお迎えし、先生から直接研修を受けていただきました。当館収蔵品である、朝日新聞日曜版に連載をしていた時のハードな取材の様子や、美術館の設立秘話を聞くことができました。ボランティアの活動としては主に展示室の巡回や案内をしていただきます。こういった研修会で聞いた話を、来館者へ伝える良い橋渡しになってもらえたら良いなと思います。他にもイベントのお手伝いや、絵本・紙芝居の読み聞かせなど様々なところでの活躍を期待しています!
午後1時からは一般のお客様を交えて、第2展示室 常設展「原田泰治の世界」の作品解説が行われました。44点展示をしている中から数点取り上げ、原田先生自ら取材地での思い出を語られました。静岡県「茶畑につつまれて」は、先生の大好きな電車と茶畑のある風景を描いた作品です。この風景を探すのに2日かかったそうです。大きな画面いっぱいに、お茶の葉を一枚一枚細かく描いた作品を指差し「茶畑はいやだね~(描くのが大変で)」と冗談をとばして会場を沸かせていました。
解説後は来館者からの質問タイム。Qどんな筆で描いていますか?普通に売っている筆で、細い筆ではなくある程度太い筆に絵の具をつけて、先を使い細かく書き込みます。長時間描いていても手にタコが出来ないようボールペンの軸などを使って改良しています。Q元気の秘訣はなんですか?朝鮮人参と熱燗だそうです。
取材時の感動がそのまま伝わってくるようなお話が聞けたり、直接質問ができたりと皆さん楽しんでいかれた様でした。
原田泰治先生ご協力ありがとうございました。
また、ボランティアの皆さんお疲れさまでした。
